整理整頓!スマホに眠っている子供の動画は大きな画面で鑑賞しよう
![](https://suzukinoie.com/wp-content/uploads/2021/09/movie.jpg)
スマホの中に子供たちや家族との楽しい動画たくさんありますよね。その動画、みなさんはどうしていますか?面白い動画が撮れるとFacebookやInstagram等のSNSに投稿するという方多いのではないでしょうか。私も最近はInstagramの投稿よりお手軽なストーリーに子供の動画を載せることが多いです。リアクションがあったり、友達の投稿を見て共感したりして楽しいですよね。
ただ、投稿しなかった動画はどうしますか?スマホに入れたままではいずれ容量オーバーを迎えます。その時は各種ストレージに放り込みますか?それも結局限界を迎える日がきて、データを削除するか容量をお金で増やすかといった選択に迫られます。そしてそういったストレージサービスはいつ終わるか分からないというリスクもあります。(実際Googleフォトは2021年5月31日で無制限アップロードサービスが終了しました…)最悪の場合、運動会や生活発表会等の大きなイベントの当日なんかに容量が足りなくなり、泣く泣くスマホから削除するなんてことに…
二度と戻って来ない子供時代の動画ですよ!削除したらもう見ることができないんですよ!思い出はプライスレスです、他人にとってはなんてことない動画さえも、それが例え5秒の動画であっても私は残しておきたいのです。子供のために、というより自分のために!お金を払えば利用できる動画編集サービスもたくさんありますが、毎日増え続ける膨大な動画を自分で編集できたら良くないですか?ここではすずきのいえ流の子供の動画の保存方法をご紹介します。
目次
動画データの収集方法
![子供の動画アイキャッチ](https://suzukinoie.com/wp-content/uploads/2021/09/9F50BD05-4DCC-4D1A-9546-0B8EBA13BC85-scaled.jpeg)
まず、どんな些細な内容の動画も残しておきたい私は、日々動画収集を怠りません。というのも、家族の動画を撮影するのは自分だけではないですよね。すずき家で私の次にたくさん動画を撮影するのは夫です。なので定期的に声掛けをして動画と写真をAirDropで送ってもらいます。そして編集をはじめる際にもグーグルフォトの共有アルバムを最終確認して漏れを防ぎます。そして、妹や友達から LINE で送られてきた動画も送付されて来た時点で即ダウンロードします。LINEは保存できる日に期限があるので要注意です。さて、これで編集する動画の材料が揃いました。いよいよ編集していきます。
編集その1:iMovie編
私のPCはMac(OS10.13.6 High Sierra)なので、備え付けのソフト「iMovie」で作業をします。ここでの作業は「バラバラの状態の動画を繋げる」「それぞれの動画にタイトルを追加する」「movファイルに書き出す」の3項目となります。
![動画編集アイキャッチ](https://suzukinoie.com/wp-content/uploads/2021/09/87897A44-A81E-4D61-AAC8-F85729C967E5.jpeg)
1.【動画読み込み】
iMovieのプロジェクト画面にひと月分の動画ファイルを読み込む。(動画ファイルを選択しドロップでもOK)その中で1つのプロジェクトの長さが約15~20分になるように調整。超えてしまった分は次のプロジェクト画面で続きを作成するので、カット&ペーストすると再度読み込ませる必要がなくなるのでおススメです。
2.【トランジション追加】
![トランジション画像](https://suzukinoie.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-15-11.51.25.png)
動画のつなぎ目を自然なものにするため、トランジションを追加します。私の場合、プロジェクトの始めに「開く」、終わりに「閉じる」をそれぞれ追加し、動画の間すべてに「ページめくり左」を差し込みます。これだけで見た目がすっきりしますよ。
3.【動画の向き等を修正】
撮った動画はテレビ等の画面で観ることを想定しているので、基本的に動画を撮るときはスマホを横にして撮ります。それでも時々縦になってしまっていることもあるので、ここで必ず直しておきます。テレビの画面に映った時に左右に黒い余白があると、動画自体も小さくなり見にくいので。あとトリミングや、音量調整も必要であればここで済ませておきます。
4.【タイトル入れ】
![タイトル入れ画像](https://suzukinoie.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-15-11.51.55.png)
各動画にそれぞれタイトルを付けます。結構面倒だったりしますが、記憶が鮮明なうちにタイトル入れをしておくと、あとから動画を見た時に「これどこで撮ったっけ?」「何の動画やったっけ?」となりません。このひと手間が動画鑑賞時効いてきます。
5.【書き出し】
![書き出し画像](https://suzukinoie.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-15-11.53.32.png)
ここまで完成したらmov形式への書き出し作業です。ファイルタブの「共有」→「ファイル」の順に作成したプロジェクトを書き出せばOKです。この時設定を「品質優先」にしておかないと出来上がりの画質が悪くなります。書き出しには少し時間がかかるので、最初のプロジェクトを書き出している間に、次のプロジェクト作成に入ってください。
編集その2:リーウォ編
![リーウォ画像](https://suzukinoie.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-15-11.56.08.png)
![リーウォ画像02](https://suzukinoie.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-15-11.55.47.png)
以前はiMovieで書き出したmovファイルを、備え付けのiDVDでDVDに焼いていましたが、編集中にフリーズしたり落ちたりするようになり使えなくなりました。(Macを強制的にアップデートしたことも影響していると思います。)そこで購入したのが「Leawo(リーウォ)」です。
ここでの作業は「タイトル画面をつける」「チャプターをつける」「ISOファイル書き出し」の3項目です。
- うちでは25GBのBlu-rayディスクを作成するので、出来上がりが25GBにおさまるようにします。先ほど作成したiMovieプロジェクト6~7個で23GBくらいです。
- 好きなテーマを選んでそのまま作成するのも良いですが、私は背景画像と音楽等を軽くカスタマイズして「children」というテーマを保存しています。
- 私は直接Blu-rayディスクに書き込みはしないで、まずISOファイルとして書き出します。直接書き込みしている最中、エラーが出たりするとディスクが無駄になってしまう可能性があるからです。また、一度ISOファイルに書き出しておけばディスクを量産するときなど便利ですよ。
編集その3:Toast編
![](https://suzukinoie.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-15-11.56.31-1.png)
いよいよディスクへの書き込みです。リーウォでも書き込みは(おそらく)できますが、以前iDVDが使えなくなって別のソフトを模索しているときに買った「Toast 19 Pro」をもったいないので使います。名前の通り「焼く」ことに向いている感じがしますよね。という適当な理由ですみません。リーウォで書き出したISOファイルを焼く(書き込み)のですが、MacはBlu-rayディスクは対応していないので外付けドライブを利用しています。
![外付けドライブ](https://suzukinoie.com/wp-content/uploads/2021/09/94DD80A3-F9B4-40CE-A93E-9D0AAA64A8DC-scaled.jpeg)
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Pioneer パイオニア Win & Mac対応 BDXL対応 USB3.0 クラムシェル型ポータブルブルーレイドライブ ブラック BDR-AD07BK 価格:15,114円 |
ちなみに「Toast」はカナダドルで購入すると、とってもお得でした!
すずき(夫)の節約メモ ■Toast19Pro購入手順 ※販売サイト → https://www.roxio.com/jp/products/toast/pro/ 1.通常購入だと 【17,300円→(特別割引)→12,000円】 2.さらにgoogleで「Roxio Toast19PRO coupon」で検索したクーポンコードを入れると 【12,000円→(クーポン割引)→9,600円】 3.加えて決済通貨をカナダドルにすると… 【9,600円→79.99CAD】 4.ちなみに1CAD=87円(2021.9.15時点)なので79.99CAD×87円すると… 【79.99CAD→6,899円】 クレジットの為替手数料はかかりますが4割引きくらいで買えます。 ちなみにTOASTのソフトですが、ブルーレイドライブに附属してるならそれが一番安いです。(機能制限はあります) |
仕上げ:レーベル印刷
![レーベル印刷](https://suzukinoie.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-15-14.19.26.png)
![New SoftLabeler](https://suzukinoie.com/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-15-15.08.17.png)
完成したディスクのレーベル印刷をします。すずき家のプリンタはBrotherなので、プリンタ購入時にインストールした「NewSoft CD Labeler」を使用しています。仕上がりはこんな感じにシンプルです。(インク量節約の関係)あとはBlu-rayディスク専用のケースに入れて完成です!
編集作業も愉しみのうち
以上、ご紹介しました内容は取説を読むのが苦手な私が5年ほどかけて独自につくり上げたフローになります。ですので、実はすごく面倒な手順を踏んでいるのでは、と自分でも感じています。より良い方法やアドバイスをお持ちの方ご教示いただければと思います。子供と暮らしていると面白ハプニング続出で毎日が動画撮影のチャンスですよね。特に子供たちが小さいうちは喜んで撮影させてくれます。今がチャンスです。夫はいつも動画を撮りながら「将来結婚式で流したろ」と言っています。そんな風にも活用できたらいいですよね。ここでご紹介した各ソフトはいずれも、無料体験期間があるので実際に試してみるのをおすすめします。秋の夜長にコツコツ編集しながら、思い出に浸ってみませんか。